地獄の会議は書くより辛い！

ただ謝るのみ。耐えるのみ…。

小説を一冊上梓するためには、様々な行程を乗り切らなければなりません。

ゲラが出来上がると、地獄の会議がはじまります。

担当編集者と、１ページ１ページ、確認して直していきます。

１冊分だと、５時間はかかります。これを、なんと３～４回も繰り返すのです。

根気のない私にとっては、一番辛い作業です。

まずは、遅刻して、担当編集者のＭさん、Ａさんに平謝り。

恐いんですよ、この二人が。

もう、２時間もやったんだから休憩させてくれよ。

「ダメです。真面目にやってください。さっきも居眠りしてたでしょう！」

「会議中にシモネタはやめてください！」

睡魔に襲われて、コックリするので、額にペットボトルをあてて、つっかえ棒にします。

「ふざけるのはやめてください！」

会議は、まだまだ続くのでありました…。

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